無茶と青春のフレンチ・ホルン
2008-11-17


15,6の子供と言うのは、その適応力や器用さにおいて信じられないほどのパワーを持っている。Cや私が特に上手くやったのではなく、その年齢の人にはすべて、こういう能力が備わっているのだ。しかし、その能力を生かし切れず、さらに無駄に若い時を浪費したことに気づいたときには、もう手遅れ。
 大学進学と共に、管楽器はフルート系に戻ったため(フルートに戻ったのではなく、龍笛を始めた)、私がホルンを吹いていた名残は、手元に残ったマウスピースだけになった。それでも、今でもホルンという楽器が好きだし、親切にしてくれたトランペット吹きにも、好意を持っている。

 蛇足。
 はじめての学園祭の直前になって、突然3年生のホルン吹きが練習にやってきた。どうやら、この先輩は幽霊部員だったらしい。Cと私の目が点になったのは、言うまでもない。

戻る
[その他色々音楽]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット