ミュージック・マガジンの8月号には、マッドクラッチ記事があって嬉しい。さらに、ギター・マガジンはジョージとクラプトン特集。
この二人の事は、様々なエピソードと伝説に彩られているが、要するにものすごく仲良しなのだろう。
「君は人のために死ねるか」 ― この曲の存在は、ネットで歌詞を目にしたことで知った。最初に見た時は、衝撃のあまり声を上げて笑ってしまった。作詞は歌手,杉良太郎自身である。
昨日一人の男が死んだ 国のため戦って黙って死んだ
アイツは何の取り柄もない すかんぴんな若者だった
しかしアイツは知っていた熱い涙を
戦って死ぬ事をどうして死んだのかと聞かない 聞かない
でもあいつの青春は何処へ 何処へ埋めてやればいい
君は人のために死ねるか
君は人のために死ねるか
あいつの名はポリスメン
許せない奴がいる 許せない事がある
だから倒れても 倒れても 立ち上がる 立ち上がる
俺の名前はポリスメン
どうしよう、この気負いまくった荘厳な歌詞は!「すかんぴん」を歌詞で使っているのは、他に知らない。「俺の名はポリスメン」という落ちが最高だ!
長い間、この曲を聴きたいと思っていたが、さすがにCDを買うのはためらわれた。
すると、ありがたいことに
YouTubeに上がっていた。
もちろん、杉良太郎のパフォーマンスである。
私は歌詞の荘厳さから、もっとスローで重い曲想なのかと思っていた。意外にもアップテンポでびっくり。杉良太郎のノリノリの巻き舌で またびっくり。大げさなバンド演奏にも圧倒される。
無論、冒頭の語りも凄い。聞くこっちが、どういう心がまえでいるべきなのかが、よく分からない。
この曲は、時代劇が主流だった杉良太郎が、現代劇刑事ドラマをやった時の主題歌だそうだ。これまた、ずいぶん押しの強い主題歌で…
ゆるせな〜い奴がいる〜♪たちあがる、た・ち・あ・が・る!俺の名前はポルリィスメェ〜ん!!
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