Danshari-La
2010-11-01


このブログは音楽雑感記(エッセイ)なので、あまり日記のような事は書かないのだが、今日はそう言う意味で珍しい話題を記す。

 私は短期間であろうが、「買わない習慣」と、「断捨離(だんしゃり)」を実行することにした。
 「買わない習慣」とは、本のタイトル。お金を大事にして、節約を心がけるなら、つまらない買い物はせず、本当に大事なものにはお金を掛けろ、という考え方。行ってはいけない場所として、百円ショップ,コンビニ,ディスカウントストア,アウトレットモールなどを戒めている。お弁当作りや、無買日(お金をまったく使わない日)を推奨し、お金をかけて欲しいものはリストにして吟味し、本当に良いものを買え。…そのようなわけで、私はコンビニに近寄らず、お弁当作りにいそしみ、大事な音楽にはお金を掛けまくっている。やはり、大事なCDや、音楽をやるお金を確保するためには、つまらない物を「買わない習慣」が大事なのだ。
 つまるところ、相変わらず私が音楽関係のアレコレを買いこむことには変わりがない。すると必然的に部屋がどんどん狭くなる。そこで「断捨離」。
 「断捨離」は、ずいぶん前からブームになっている、身の回りをすっきりする手法(だと思う)。
 要らぬガラクタが生活に入るのを「断ち」、要らぬガラクタを「捨て」、ガラクタのへの執着から「離れる」。始まりはヨガの思想だそうだが、私はヨガには興味がない(ジョージ・ファンのくせに)。ライフスタイルそのものに「断捨離」は及ぶらしいが、私にとってはひたすら部屋を片付け、身の回りをすっきりして、心おきなくCDを楽しむための手段である。まぁ、モデルルームみたいに、生活感がまったくないほど、片付いている様子にも多少憧れている。
 断わっておくが、私は片づけられない女ではない。身の回りは大方片付いているし、物が溢れて困っているわけでもない。ファッションにあまり興味がないし、特に買い物好きというわけでもない。しかし、CDラック代わりに使っている本棚がいっぱいになり、仮置きしているCDの山をどうにかしたいという一心で、断捨離もどきを始めたのである。
 (ついでに言えば、「断捨離で心も体もすっきり!おかげで恋も仕事も絶好調♪」…などと言う都合の良い話は、まったく信じていない。もともと、ペシミストなのだ。)

 手をつけたのは、まずDVD。音楽関係のDVDは断捨離対象外。映画や、コメディなどのDVDを処分するつもりもないのだが、80枚ほどもあると、ケースが邪魔であることに気づいた。そこで、全てのトールケース,ジュエルケースを捨て、無印で購入したポリプロピレンと不織布のCD, DVDフォルダーに収める。スリーブや解説冊子などはすべて抜き出し、書類ケースにまとめて入れて整理。おお、なんとすっきり!デラックス版ボックスなんてのも、ホイホイ捨てる!
 迷ったのは、「アニー・リーボヴィッツ」と、「ボブ☆ディランの頭のなか」。双方とも音楽関係とも思えるのだが…「アニー・リーボヴィッツ」は、ジャケット写真の小野洋子がイラっとするので、断捨離。「ボブ☆ディラン」は…うーん、ディラン様だし、ひと様から頂いたものだし…しかし!映画自体があまりにも微妙過ぎるので、やはり断捨離。ごめんね、箱だけだから。

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 もう一つ気になっていたのは、音楽CDを含めた、まともなジャケットが無いもの ― つまり、ブートレグや、お仲間から頂いたイケナイディスクなども、けっこうある。よし、これらのケースも意味が無いので断捨離。めでたく、すべてがフォルダに収まった。

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 昔録りためて、全く見ていなかったビデオも何十本という単位で断捨離。これでかなり場所が空き、収納に困っていたCDボックスセットなどがきれいに収まった。


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