Conversations with Tom Petty
2011-11-06


無論、翻訳していて辛いこともあった。トムが恐怖と衝撃を語る、火事の時。悲しいハウイとの別れ。 ― そして女子ファンとしては当然と言うべきか、のろけ。逆に翻訳していて一番楽しかったのは、やはりマイクをはじめとするバンドメンバーや、ジョージ、ディラン、ジェフ・リンなどとの交友、そしてバンドがデビューする前の子供の頃や、マッドクラッチ時代の話が面白かった。
 最高の音楽のみならず、素敵なロング・インタビュー本を送り出してくれたポール・ゾロと、トム・ペティにも感謝を申し上げたい。

最後に!「カントム」に登場した強烈キャラ、ベスト・ファーイブ!

第5位 マイク・キャンベル
 大事な相棒マイク、いつもトムの側で支えてくれる最高のメイト!でも、ギター馬鹿!なぁ〜んにもない野っぱらで、誰も居ないのに、ぽつーんとギターを弾いている。ちょっとドキドキするぞ!

第4位 デニー・コーデル
 目を付けたマッドクラッチをかっさらう、謎のエゲレスおっさん!問答無用、スタジオに置き去り、缶詰め、アートを理解しろ!そしてバンドをレーベルごと売り飛ばす!それでも友達!謎だ。

第3位 ジョージ・ハリスン
 知っていたけど、「友達ハント」能力が半端ない!初対面で、「これからの人生、きみ無しでは考えられないよ!」…って男に言うな!言うか!ウクレレあめあられ。そのうち屋根からばらまくぞ。トムさんとつきあっていた期間は14年ほどだったけど、その登場回数のすさまじさは、マイクもびびるほどだ!

第2位 デイヴ・スチュワート
 登場回数は少ない癖に、出てくるといちいちロクでもないことをしている、変なイギリス人!(5人中3人がイギリス人か…)変な衣装でやってくるのみならず、自分が病院であーんな所に、あーんなことされてるビデオを見せるとは、逮捕するぞこの変態!

第1位 トムさんのパパ
 最初に原本を読んだときから、一番のインパクト!超ワイルドおやじに、青白いブロンド・アート男子のトムさんドン引き!車は側溝に落とす、まずい鳥を狩る!ワニを捕獲し、目にパンチをくらわす!そして極めつき、ガラガラヘビと闘う!ぶんぶん振り回す!一体何の本だか分からなくなってきた!

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[TP&HB]

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