映画「ジョージ・ハリスン:リヴィング・インザ・マテリアル・ワールド」はなんだかんだと言いながら好評で、DVD, BRもよく売れているらしい。嬉しい限りだ。
高評価で売れれば、さらに今回フォーカスされなかった面のジョージドキュメンタリーも作られるだろう。期待している。
さて、映画で少し気になっていた小さないくつかのポイント。
まず、ディケンズ。
2011/12/12の記事 GH:LITMW(5回目)- ディケンズのことで言及した。
ジョージとポールの学校とチャールズ・ディケンズに関して、ポールがどう表現しているのか、確認してみると…
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"had taught"「教えていた」と表現したのは、ポールだった。ポールもきっと、学校関係者に「ディケンズが教えていたこともあるんだぞ(どうだ、凄いだろう)」と言われていたのだろう。実際は、ディケンズが教鞭を執っていたのではなく、運営資金集めの講演したということ。
次に、ジム・ケルトナ−・ファンクラブの話。
ジョージが「ぼくが好きな人のファンクラブ」を作ると言って、アルバムのジャケットに「ジム・ケルトナー・ファンクラブに写真を送って下さい」と印字したところ、イカれた連中のイカれた写真が山と届いたという話。
その字幕について、最初はぼんやりと違和感を持っていたのだが、7回もスクリーンで見るうちに、その違和感の正体に気付いた。
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「弓」って…刺さるもの?
もちろん、これは翻訳間違い ― 間違いというより、勘違い ― うっかりミスに近いだろうか。「弓矢」というまとまりのイメージで、「矢」とするべきところを、なぜか「弓」としてしまったらしい。ジム・ケルトナーはもちろん、正しく "an arrow" と言っている。
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最後に、エンディング・クレジットで気になった名前。
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お前か、ウォーレン・ナントカ!(相変わらず姓をどう発音すれば良いのかよく分からない)
2009/06/17の記事 お前か、ウォーレン・ナントカ!でも言及したとおり、トム・ペティにジョージ・ハリスンというと、姿をあらわすちょっとイケメンな彼。
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そうか…ウォーレンがインタビュアーだったのか。道理で、スコセッシのキンキン声がしないと思った。彼となら、トムさんもジョージ談義が狂い咲きし放題だったろう…
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