コメント(全3件)
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bombay2goa ― 2012-10-09 05:11
すごく興味深いです。自分もジョージの発言がちょっと記憶にあったので調べてみましたが、こちらの記事
[URL] によれば、ジョージ自身が70年にコメントするまではジョージの演奏だと思われていたようですね。たしかに、 「ビートルズはそれほど好きではなかったが、何となく「ホワイトアルバム」を聴いていたら」なんて、Youtube時代じゃあるまいし不自然ですよね。いずれにせよこのギターソロ、この68年にジョージに頼まれて弾いた一世一代の演奏を超えるものはもうクラプトン自身にも弾けないだろう、なんて今日も考えていたところでした。
shoutchi ― 2012-10-09 19:01
大体、時系列がおかしいですよね。
White album頃からクラプトンを遡るのであれば、まず、ヤードバーズ、ブルースブレイカーズですよね。
デレク〜に到ってはWhite albumより後の話ですし。
まあ、記憶違いを起こさせるほどクラプトンは偉大ということなんでしょうね。
NI ぶち ― 2012-10-09 21:46
>bombay2goaさん
このミュージックライフ1970年5-6月号に載ったジョージのコメントは興味深いですね!
私の手元には、1969年7月号に載った、クラプトンのインタビューがあるのですが、実際のインタビューは、1969年3月か4月のはずです([Goodbye]をリリースしてから6週間という記述があるし、庭には水仙が咲いている)。キース・アルサムという、ミュージシャンの内では知られた人がインタビュアーなのですが、"While my guitar" については、一言も触れないんです。
しかも、このインタビューの後半、突然部屋にジョージが飛び込んできます。ジョージはキースのことを覚えていて、それをキースは「ビートルの一人に、名前を覚えていてもらえるなんて!」と、嬉しそうに書いている…それでも、最後まで"While my guitar"には触れないのです。つまり、この時点では、まだあのギターがクラプトンだと言うことは、知られていなかったと考えるのが自然なのです。(いよいよ「時の娘」っぽくなってきたな…)
今のところ、1970年にジョージがコメントしたのが、一般に知られるきっかけと思った方が良さそうですね。
「何となくWhite Albumを聞く」 はおかしいというのは、私も同感です。本当は社長さん、ビートルズが好きだったのではないですかね。第一、16歳か17歳にとって、LP2枚なんて、普通買えますか?私はお年玉をはたきましたよ。(バイト禁止だった)そうでなければ、やはりWhite albumを聞いたのは、いくらか後年になってからと考えるのが自然です。
私にとっても、あのクラプトンのギターは、彼の演奏の中でも最高の部類ですね。
>shoutchiさん
ああ、盲点でした!そうだ、[White album] で「初めて」クラプトンを聞いて、「それからクラプトン『追跡』が始まり、「クリーム」だ、「デレク・アンド・ザ・ドミノス」だとなり」…という表現は、確かに不自然です!アルバム[Layla]のリリースは英国で1970年11月ですから、社長さんはもう18歳半になっているはず。ここで「追跡」という言葉を使うのは変です。(今度はアガサ・クリスティみたいになってきた)
どうやら、「White albumが初めてではない」どころか、実は"Layla" でファンになり、それからクラプトンのを追い始めたのではないかという気がしてきました。なぜなら、エッセイはその後、"Layla" の素晴らしさを語っているからです。
うーん、社長さんはもしや、70年代に入ってからクラプトンのファンになったのではないかという気すらしてきましたね。下手すると、レイドバック後?
でも、ロックそのものは好きで(実はビートルズも好きで)、その60年代の記憶と、その後のクラプトンファン歴がごっちゃになり、「40年以上」ということになったのではないかと。
そして、「ジョージってこんなに上手かったっけ?」…は、今や実体験ということになってしまった、作り話ではないかと。
でもまぁ、分かりますね。こういうファンの心理って。特に青春時代と重なると、素敵な方にメモリーは傾き、色あいも変わってくるのでしょう。
社長さんは、自分の葬儀の時も、クラプトン三昧と決めているそうです。ファンは有り難いものです。そういう長年のファンって、最近のクラプトンをどう思っているのだろう…
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