A Grammy Salute to The Beatles
2014-02-16


グラミー・スペシャルとして、ビートルズがアメリカに渡り、エド・サリバン・ショーに出演や、コンサートを行ってから50年を記念したテレビ番組、[The Night That Changed America: A Grammy Salute to The Beatles] が日本でも放映された。
 3月16日に WOWOW で再放送される。

ザ・ビートルズ・トリビュート・ライブ 〜グラミー・スペシャル〜

 エド・サリバン・ショーの映像をふんだんに盛り込み、さらにそれとリンクするような形でトリビュート・アーチスト達の演奏が続く。スティーヴィー・ワンダーやジョー・ウォルシュのようなベテラン陣に、マルーン5や、デイヴ・グロール、そしてイマジン・ドラゴンのような若者まで、実にゴージャスで見応えのある演奏野目白押し。
 まず良かったのは、スティーヴィー・ワンダー。私は60年代までのモータウンが好きなので、スティーヴィーの声もその時代の印象を持っている。今回、"We Can Work It Out" をうたったスティーヴィーの声も、変わらず若々しい。



 そして、ジェフ・リンとジョー・ウォルシュ、ダーニ・ハリスンが揃っての "Something" がとても感動的だった。ダーニのコーラスがとても力強く、美しい。
 ジェフ・リンが、60年代末にアビーロード・スタジオにビートルズの録音を見学しに行った時のエピソードを披露していた。昔、アビーロードのドキュメンタリー番組でも、語ってた。



 さらに、このライブでもっとも騒々しく、分厚い音の曲、 "While My Guitar Gently Weeps"。デイヴ・グロールのパワフルなドラムが非常によく合っていた。

 ポールとリンゴ、ビートル本人達のプレイは、楽しいのひとこと。特にリンゴは楽しい。"Yellow Submarine" で大物も、観客も一斉にピースサインを振る。
 ポールは自分のバンドでの演奏。どうせなら、スティーヴ・ルカサーやドン・ウォズのハウス・バンドと一緒にやれば良かったのに。
 最後は "Hey Jude"。…良いけど…私としては、さらに "Twist and Shout" が欲しかったかな。

 ビートルズがアメリカ上陸して50周年ということで、こういう動画もある。



 14歳の時の感動を語るトム・ペティ…若い。これ、いつの撮影だろうか?90年代に見えるのだが…?
[TP&HB]
[ウィルベリー兄弟]
[Rock 'n' Roll]
[Motown]

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