ビートルズの映画 [Eight Days A Week] を見に行った時、変な服を着て行った。
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ある日、電車の中でこのシャツを着ているお兄さんが居たのだ。すぐにググり、購入するに至る。仕事に着ていけない…。
そして、ピアスとネックレスはストーンズ。後悔はない。
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ここまでは前置き。
映画 [Eight Days A Week] では、ジミー・ニコルが登場しなかったのが不満だった。
ジミー・ニコルのファンだという訳ではない。
リンゴが病気のためツアーに行けず、ジミー・ニコルが代役を務めることになった際、ジョージが「リンゴが行かないなら俺も行かない!」と駄々をこねたという、殺人的超ラブリーカワイイ・エピソード。このエピソードを紹介するために欠かせないのが、ジミー・ニコルではないか。ジミー・ニコルを出せ!
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出せと言うからには出すけれど。やっぱり顔からしてビートルではない。彼の罪ではないが。
ともあれ、リンゴの代役を務めたニコル。ジョージはどう彼に接していたのだろうか。ニコルは四歳上だから、あまり接触しなかったのだろうか。リンゴだって三歳上だが…
後年、大人になったジョージは「それほど意固地になることもなかった」とでも言うのかと思いきや…
ジョージ:もちろん、ジミーには感謝しているけど、やるべきじゃなかったんだ。重要なのは、ファブだろいうこと。(中略)あれはまずかったよ。僕は理解できなかった。当時、自分のことを自分で決められなかったのは、ほんとに嫌だった。“君たちは出発しなさい” ― “でもリンゴも一緒じゃないと” ― “いや、悪いけど、別のドラマーとやるんだ” と、こんな風だった。もっと年をとってからなら、反対して “行かない”と言えたと思う。当時僕は若すぎて主張すべき物事がよく見えてなかったんだ。(ビートルズ・アンソロジー)
ジョージ、ぶれてない。
ジョージはあまり「リンゴじゃきゃ行かない」と主張できなかったかのように述べているが、ジョージ・マーティンによれば、かなりごねたらしい。
ジョージ・マーティン:彼らはもう少しでオーストラリア・ツアーをやめるところだった。ジョージはとても誠実で、“リンゴがいないなら、そのグループはビートルズじゃない。どうしてそんなことをしなきゃならないのか、僕にはわからない。僕は行かないよ”と言うんだ。ブライアン(・エプスタイン)と私は、力を尽くして、ジョージが行かなければみんながっかりすると彼を説得した。
エプスタインのアシスタントだった、アリステア・テイラーによると、ジョージは四人のなかでもっとも手がかからなく、面倒を起こさない、気持ちの良い青年だった。しかしこの時ばかりは大人たちをいたく困らせた。
ジョージのこういうところも、やはり好きだ。
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