2017-11-29
長かった、今年のF1の全レースが終了した。みなさん、お疲れ様。ルイス・ハミルトン、4回目のワールド・チャンピオン、おめでとう。まさに堂々たる、勝者中の勝者だった。
フェラーリの二人と、チームもお疲れ様。今年ほど彼らの走りに一喜一憂した年はなかった。悪夢のアジア・シリーズでは、私の身辺でほかにも色々あって、心が揺れ続けた。
思えば、全く歯が立たなかった去年までと比べて、セバスチャン・ベッテルのチャンピオン獲得に期待を抱かせたのは、格段の違いだった。
川井さんは最後に、「ライコネンはドライバーズ・ポイントでリカルドに勝てて良かった。速い車に乗っているのだから、そうじゃなきゃ恥ずかしい」と言っていた。確かにその通り。だが、同時にキミはセブにかなりポイントを譲っていることを忘れてはいけない。もし、キミが何度もセブをサポートする方に回らなければ、最終戦より前に、リカルドに対して勝ちを決めていただろう。もっとも、私はリカルドのファンでもある。
F1の話題になると良く私が引っ張り出すのが、1993年の総集編オープニングである。
この年で引退したアラン・プロストと、翌年に亡くなったアイルトン・セナのモノローグのような作品で、とても感動的だ。
曲は言うまでもなく、"A Whiter Shade of Pale"。
もう24年も前の映像で、何度見たか分からないほど好きなオープニングだ。
しかし、私は最近、急にふと思った。
この曲、一体、何なんだ?
もちろん、オリジナルがプロコル・ハルムの "A Whiter Shade of Pale" であることは、最初から分かっている。
私はこのオープニングに使われたカバー・バージョンを、フジテレビが適当に録音した、どこかのセッション・ミュージシャンによる、適当な演奏だと思っていた。
もしかして、それなりに名のある人の演奏ではないのか…?と、最近になって、急に気になり始めた。
最初に予想したのが、ゲイリー・ムーア。でも、これはハズレ。
色々ググった結果分かったのが、こちら。この演奏の3分40秒から、最後までの一部を編集して、オープニングに使ったのだ。
マーク・ボニラという人は、キース・エマーソンのバンドで、ギタリストをしていたそうだ。
キース・エマーソン?!キース・エマーソンか!キース・エマーソンなのか!!
どうやら、エマーソンがこの曲をライブでカバーしており、その時のギタリストが、ソロとして録音するにいたったらしい。
キース・エマーソンのことなんて、殆ど知らないものだから、驚いてしまった。なんだか、勉強になった。
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