2020-06-05
[Concert for Bangladesh] を聞いていたら、リンゴの "It Don't Come easy" が、雲間から差す太陽の光のように思えた。
インド音楽をから、ジョージの楽曲と、重厚な雰囲気が続いた中から、リンゴの軽快なドラムと明るい歌声、ポップな曲調を聞くと、すごくウキウキとした気持ちになる。
その明るさは、コンサートの映像を見るよりも、音だけの方が実感しやすいのかも知れない。
改めて公式ビデオを見ると、ヘリコプターまで動員しているけど、けっこういい加減な作り…というか、映画 [Help!] の続きみたい。でも曲が良いので爽やかに感じる。
"It Don't Come Easy" を書いたのはリンゴということになっているが、実際はジョージとの共作である。プロデュースもジョージ。
リンゴが語ったところによると、ジョージが最後のヴァースに、「神」を盛り込もうとしたが、リンゴが却下。じゃぁ、「ハレ・クリシュナ」と言ったら、またリンゴが却下。そして最終的に、"peace" に落ち着いたのだという。
ジョージによるデモもあるが、こちらでは心置きなく、「ハレ・クリシュナ!」が炸裂している。
よく想像する、「もう一つの Concert for George」でのリンゴは、この曲を歌っていても良いかも知れない。
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