2026-02-15
オリンピックの男子シングルはとんでもない大荒れの展開となった。
ショート・プログラムまでは、予想の範囲内。鍵山がミスするとは思わなかったが、ぎりぎり2位になり、マリニンが1位は当然。
ところがフリー・プログラムの最終組が、総崩れ。私が銅メダルの候補の一人に上げていたシャイドロフだけが、軽微は着氷ミスで済み、コンビネーション・ジャンプの後半を四回転にするという離れ業をやってのけたのだが、その他は本当に総崩れだった。
地元期待のグラスル、団体を回避したアダム・シャオ・イム・ファ、本来は安全安定の鍵山までミス連発。
こうなったらラスボスに締めてもらおうと思ったら、そのマリニンがとんでもない大崩壊。あそこまでの大崩れは珍しかった。おそらくこの事件は、長く語り継がれるだろう。
結果として、もっともミスを少なく抑え、複数四回転を成功させたシャイドロフが金メダル。おめでとう!デニス・テン以来のカザフスタンからのメダリスト。私もコンビネーションの後半に四回転が欲しい派なので、彼の勝利はとても嬉しい。
鍵山はショートの貯金のおかげで、なんとか2位に引っかかったという感じ。そして「男は黙って4Lz」佐藤駿!彼は団体戦に続き、本当によくやった。初めてのオリンピックでここまでやれるとは。彼にとって取ることの出来なかった団体戦の「オプション金」は個人の銅メダルとなり、報われた。
明日の朝からはペア。日本のペアはショートの曲に ”Paint It Black” を使っている。アイスダンスの銀メダルカップルも、実は “Paint It Black” だった。この曲、何回かまえのオリンピックシーズンから使われていて、隠れた人気曲である。
メロディの複雑さよりも、雰囲気とドライブ感に特徴のある、ストーンズ初期の曲。ブライアン・ジョーンズがシタールを弾いていることでも有名だ。 さぁ、明日の明け方。日本の「りくりゅう」ペアは “Paint It Paint” でどんな仕上がりを見せるだろうか。楽しみだ。
セ記事を書く
セコメントをする