Flight of the Conchords
2009-02-04


去年、マディソン・スクェア・ガーデンや、プルデンシャル・センターでのTP&HBライブ・チケットをネットで取ったため、これからのライブ情報がメールで送られてくる。
 普通、広告メールは鬱陶しいので停止するが、このメールは今あちらでどんなライブがやっているのか、興味深いので、止めないでいる。
 先日、4月のラジオ・シティ・ミュージック・ホールで、Flight of the Conchordsのライブがある旨の告知が来た。彼らも、あのRCMHでライブをするまでになったかと、感慨深いものがある。

 日本にはまだ紹介されていないので、日本語表記をどうすれば良いのかは、良く分からない。要するに「コンコルドの飛行」なのだが(concord とは、綴りが微妙に違う)、英語では「コンコード」に近いし、Sがつくとなると、「コンコーズ」なのだろうか?

禺画像]

 ニュージーランド出身の二人組。左ブレットと、右ジャメインは、学生時代のルーム・メイト。ギターを弾きながらのフォーク・デュオとして活動を開始。
 この二人が面白いのは、「コメディ・フォーク・デュオ」として出てきたこと。若手コメディアンの登竜門であるペリエ・アウォードの候補になったこともある。
 さらに、コメディの殿堂BBC,若手の腕試しの場であるラジオシリーズで、その名も[ Flight of the conchords ] というコメディ・ラジオ・ドラマが放送された。
 さらに、アメリカのテレビ局HBOでコメディ・テレビ・ドラマが製作される。舞台はニューヨーク。ニュージーランド出身の2人が、ニューヨークでルームシェアをしながら、バイトに精を出し、デュオとしての成功を目指す。「その発音、イギリス人?」と訊かれるたびに、速攻で「ニュージーランド」と訂正し、オーストラリアに異常な対抗心を燃やし、使えないマネージャー(本業は大使館の観光担当さん)と、付き合い続ける。

 YouTubeでもいくつかエピソードが鑑賞できる。ラフ・テイクのない、最近はやりのオフ・ビート系。随所に、ヘンテコな歌が入り、ジャメインは不機嫌そうな顔で、ブレットは可愛い(ひげひげ♪)。
 [ Yoko ]というエピソードでは、ブレットのガールフレンドが登場。なぜかデートにジャメインがついてきて、なぜか妨害する。「あのムスメは、バンドの崩壊をもくろむ、オノ・ヨーコだ!」(爆笑)…とかなんとか、案の定ブレットがバンドを抜けちゃう。でも、また帰ってきてくれる、可愛いブレットでした。

 番組は好評らしく今年、シーズン2が放映される。CDも出てるけど…うーん、ドラマ中の方が面白いな。
 RCMHで華々しくデビューしても、ドラマでは貧乏なルームシェアで頑張ってほしい。
[その他色々音楽]

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