[画像]
世界にその名をとどろかす最高のブリティッシュ・コメディ・グループ、モンティ・パイソン。私は当然、大ファンである。
パイソン結成が1969年。今年はその結成40周年にあたる。これを記念して、「したまちコメディ映画際 in 台東」の一企画として、9月24日に東京国立博物館平成館にて、パイソン特集「コメディ特別講義 祝モンティ・パイソン結成40周年!空飛ぶBBC帝国」が開かれた。どういう手を使ったのか、私も参上したというわけ。
「フライング・サーカス」の最初のエピソードと、マイケル・ペイリン作品の「リッピング・ヤーン」を鑑賞。それからゲストを交えてのトークだったのだが、ややテンションが低い。もっとマニアックに盛り上がりようがあると思うのだが…進行役が朴訥としていたからだろうか。ともあれ、「自転車修理マン」や、「チーズ・ショップ」なども鑑賞して、会場のみなさんと一緒に大笑いできただけで満足。
休憩をはさんで、後半は最近のBBCコメディ作品の紹介だったのだが、ここで判明したのが、時間がひどく押していたということ。休憩時間はろくに取られずに後半が始まり、「最近のBBC作品の紹介」のトークは皆無。せっかく、現在を代表する「リトル・ブリテン」と、若者の間で、「クールでパンクな作品」としてある種の熱狂を巻き起こした「ザ・マイティ・ブーシュ」の紹介だったのに。特に後者は、本邦初公開。私はブーシュの大ファンであり、この企画に非常に期待していたので、ちょっと拍子抜けてしまった。
まぁ、あのブーシュが日本の公衆の面前で公開されただけでも、良しとするか。
長くなったが、コメディの話はここまで。
帰りに、初めて上野のハードロック・カフェに行った。上野は普段の行動範囲に入っていないので、縁がなかったのだ。
オーダーをすると、店員のお兄さんに確認。トムさんのギターの位置は、店内のほぼ中央、カウンターと向き合った柱に、人の身の丈ほどの高さで展示されている。かなり良い場所なので、お宝ランク的にも、上位のようだ。
私は音楽好きなわりに、あまり楽器の細かい情報には詳しくない。これもフェンダーのテレキャスターであることくらいは、普通にわかるだけ。ただ、たしか [Long After Dark] で、トムさんが愛らしく掲げてて、微笑んでいるギターこそが、このテレキャス。と、すればかなり華やかな存在だ。
ただし、トムさんがこのギターを弾いている絵が、ピンと来ない。80年代前半には弾いている映像があるのだろうか。探したいが、目下PCは機能の限られた借り物で、しかもネット通信の具合が非常に悪くて、なんとも出来ないでいる。
このテレキャスの来歴など、日本の神ファン・サイトさん(当ブログのカテゴリー,「リンク」参照)で調べたいが、それさえも出来ない。TP&HB待望のライブ・アルバムだの、Surper Highwayだのが控えているのに、これでは何もできないではないか。
PCの復活もいつになるのか検討もつかない現状、せめてトムさんのギター現物で慰めを得ようとしている。
コメントをする