This is the New Year
2017-06-04


[New Year's Eve] という映画を見たのだが、これが全然期待はずれな映画だった。

 [Love Actually] みたいな作品を狙っていたのだろうが、なんだか全然ダメダメ。映画だから色々ご都合が良いのは構わないのだが、行動に一貫性のない人が多くてイライラする。プロ意識もあまり無い。「結局、みんなパーティが好きでしょ?」というオチで全く共感できない。
 なんと言っても一番駄目だったのが、ロックスター役の某歌手。人気のある人だが、私とは、まったく趣味が合わない。重要な役どころなのに、登場するあらゆるシーンが我慢ならない。
 見た翌日がウクレレのレッスンだったのでそのことをぼやいたら、先生は「うわ、NIぶちさん、嫌いそ−!!ぜってー嫌いだわー!」と爆笑していた。

 そんな駄目だった映画の記事なんて書かなければ良いのだが、一つだけ良かったのが、オープニングニングに使われた曲。
 ア・グレイト・ビッグ・ワールドの "This is the New Year"。



 なんて安上がりなビデオ。これは良い曲。好きだ。
 どうせピアノを前面に押し出すなら、これくらいしてくれると気持ちが良い。
 ハートブレイカーズのベンモント・テンチは最高のピアニストだが、彼のソロ・アルバムが消化不良だったのは、その楽器のポテンシャルを生かし切れていない「ピアノ不足」だったのだと、この曲や、トム・オデールなどを聞くと実感するのだ。

 映画について、付け足すが。ある役で[Knockin' on Heaven's Door] のティル・シュヴァイガーが出てきてびっくりした。彼がでてくるたびに、「ティルだよね?!」と画面の前で言っていた。
[Rock 'n' Roll]

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